おうち音楽 #QuarantineMuisic
こんにちは、SAK.です。
新型コロナウイルスを誰かに運ばないように(みんながそうしていたように)、
この2020年は3月の終わりからずっと家にこもっていました。
上の写真は先週末の。外に出られて嬉しい!
この2ヶ月、なんとか音楽をやろうとしたら、新しいスキルが色々身についた。
ひとりで録音もしたし、でもやっぱりリモートでも誰かと一緒に音を奏でたら、喜びが何倍にも増えました!
どうぞよかったら、この期間中に生まれたものを聴いてもらえたら嬉しいです。
- 3/20 ウクレレを始める
#QuarantineMusic My First Uke! 50 Days of Ukulele Practice (Staying at Home) はじめてのウクレレ 50日間
実は海外渡航が禁止になるギリギリ直前の3/9~13、ハワイはカウアイ島にひとり旅をしました。(最高だった!)
日本に帰ってきたら、あれよあれよと外出自粛な世の中に。ハワイのことが忘れられないし、色々キャンセルになって家で暇だし・・で、思い立ってウクレレを注文してみた。想像以上にハマってしまった!
ウクレレを初めて買った日から50日間の練習をまとめてみたのが上の動画。地道にハワイアンソングを覚えつづけたよ!(元々好きで聴いてはいたのです)
- 4/12 origami Home Sessions
【origami Home Sessions】 Infectious Love (feat. mabanua) #origamiHomeSessions
origami PRODUCTIONS さんが立ち上げてくださったミュージシャンを支援する企画。
2月末からコンサートの中止が続々出始め、3月にライブハウスでクラスターが出てからというもの一層ミュージシャンに対して風当たりが強くなりました・・(今でも、ライブハウスは規制解除の目安ステップ3にだって入っていない!)
仲間のミュージシャン達もそうだし、影響力のあるアーティストの方々もどうすることも出来ず、意気消沈したムードが全体的に漂ってたのが3月。
そんな中、3月末日にorigami PRODUCTIONSさんが打ち出してくださったのが、origamiさん所属アーティストさんが提供するトラックを使って自由に楽曲を制作・販売していいですよ!というもの。このアクションに本当に感銘を受け・・私も僭越ながら参加させていただきました。
mabanua さんのトラックデータをダウンロードさせていただき、そこから作詞をして、メロディをつけて、DAW(音楽を制作するソフト)を立ち上げて、歌を録り重ねていって、そこから慣れない編集・ミックス・マスタリングをして・・(初めてのことを沢山覚えた)、
アートワークを作って、リリースの手続きをして、SNSで告知して、と
夢中になって一気に取り組んでいる時間は、とても幸せで、前に進むエネルギーをいただきました!どうすることも出来ずにいたこの時期に手を差し伸べてくださった origami PRODUCTIONS さんに、心から感謝しています。
Apple Music や Spotify などのストリーミングサービス、他にも大体の配信サイトでダウンロード出来るので、ぜひ購入していただけるととても嬉しいです!(上のリンクから各サイトに飛べます)
- 5/6 ZOOMでバーチャルハワイ
Ka Uluwehi O Ke Kai カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ #VirtualHawaii #バーチャルハワイ
この期間いろいろと新しいテクノロジーを覚えざるを得なかった訳ですが、
たぶん一度はこれを、使ったんじゃないでしょうか・・そう、「ZOOM」!
私も多分に漏れず数回、オンラインでの集まりで使ったんだけど、ZOOMって「バーチャル背景」という機能があって、面白いですね。背景に好きな画像を設定できるから、あたかも宮殿や大豪邸に住んでるように見せたり、はたまたシュールな演出が出来たり。
それで、ある日ZOOMを使ったあとに、ん?これでバーチャル背景を使って歌ってる動画を撮れば楽しいんじゃないか?と思いつき。
それからiPhoneで一人の(孤独な)通話ミーティングを開き(笑)、歌いながら動画を端末に記録してみたんだけど、どうもAppleの規約で音声は記録できないんですね、残念・・。
でもへこたれず、音と動画を別撮りしてドッキングさせてみた。それが上の動画です。
4月中は暇でDAW(音楽制作ソフト)の使い方を覚えたり、ウクレレを練習したりしてたから、この動画では歌と、ウクレレと、ちょっとした打楽器と、簡単な打ち込みベースを、自分でやりました。
勢いに任せて作った動画だから、いろいろと荒くてやり直したいことはあるんだけど、まあでも勢いでとりあえず作って出しちゃおうというノリでした!
- 5/24 Better Times Will Come
"Better Times Will Come" (Janis Ian) SAK. (Vo.)& Reiko Miyake(Japanese Koto)
そんな感じでウクレレの動画やバーチャルハワイの動画を上げ続けていたら、
なんと、『刀剣乱舞』宴奏会や、NHK「うたコン」、テレビ朝日「題名のない音楽会」 でお世話になった、音楽家の三宅一徳先生が、お声を掛けてくださいました。
米国のカントリー歌手 ジャニス・イアンさん(日本では「Will You Dance?」などが有名、御年69歳!)が立ち上げられたプロジェクトで、彼女の曲「Better Times Will Come」を世界中のミュージシャンがカバーする Better Times Project 。その日本語版の一人として、歌わせていただきました。
なんと、お箏と歌のコラボです!お箏は、こちらも『刀剣乱舞』宴奏会でご一緒させていただいた、三宅礼子さん。音色も、お姿も、美しいお方で、魅了されてしまうこと間違いなしなので、ぜひ見ていただけたら嬉しいです。(三宅先生、礼子さん、本当にありがとうございました!)
この曲を作ったジャニス・イアンさんは、COVID-19でご友人を亡くされています。曲を作られたのは3月初めのようですが、それからあれよあれよという間にこの世界は、北アメリカやヨーロッパで、もちろん発生した中国、それから韓国に日本、医療の整わないアジアや南アメリカや中東の地域・・と、甚大な数の人命を失ってしまいました。
私は3月以来ずっと、COVID-19に関する情報は、英語のソースを含めて毎日触れるようにしています。こんなふうに世界中が一つの危機に立ち向かうことって、今まで無かったですよね・・
そうして色々な情報に触れていると、世界の至るところで、親しい人の命が簡単に失われてしまう、また知り合いの知り合いくらいはコロナで誰か亡くなってる、というのがありふれている現実に、絶句します。
今6月になって、再び社会が動き出そう、元の活動に戻ろうとしていますが、またいつ命が失われるか分からない。そのことは忘れないようにしつつ、音楽が持つ癒しや元気を与える力が、誰かのためになったらいいなと。そんな状況の中でこの歌を歌わせていただけて、本当に良かったと感じています。
歌詞の一節が優しく心に響きます、"みんなで丸い地球という船漕いでいこう"
- 6/3 WILD ARMS「どんなときでも、ひとりじゃない」
WILD ARMS 2nd IGNITION〜どんなときでも、ひとりじゃない〜
実は4月からずっとオンラインで集まって!計画してたもの。ついに公開になりました。
一昨年12月と昨年10月に、ゲーム作品『WILD ARMS(ワイルドアームズ)』シリーズのヴォーカルコンサートがありました。
作曲家の なるけみちこさん のもとに、私達その名も「渡り鳥バンド」が再び集結して、リモート演奏をしました。本当に、全員の情熱がこの動画にこもっています!
「どんなときでも、ひとりじゃない」この曲は麻生かほ里さんが歌う、『ワイルドアームズ』シリーズの中でも代表的な曲なのですが、このご時世だからこそ響くメッセージがあって、歌っていてついグッときてしまいました。
きょうのお昼に公開されたばかりですが、すでに3千回以上再生されてて、『ワイルドアームズ』という作品が愛されていることを実感します。
渡り鳥バンドの皆でオンラインで集まってあれこれアイデアを出したり、グループメールに次々ミュージシャン達の格好いい演奏がアップされてテンション上がったり、そして本職の方に作っていただいた完成版の動画を見て感激して・・と、この動画に携わってる時間はとってもエネルギーを貰うものでした。はやく皆で同じ場所に集まって音を発せる時が来てほしい!と心から願ってます。
ここまで見てくれて・・ありがとうございました。
社会は動き出すけれど、音楽家はまだまだ以前のようにはいかないので、私もまだまだおうちから音楽を続けます。また何か作ったら聴いてくださいね!
↑そうそう、この機にマンスリーのメンバーシップも作ったんです・・コーヒー1杯分くらいの気軽なものです。よかったら "パトロン" になってくださいな。
ではでは、引き続き元気にお過ごしください!
SAK.
SAK. official site: The Blooming Diva
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