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Sound Horizon ストーリーコンサートの御礼

Sound Horizon 7.5th or 8.5th Story Concert『絵馬に願ひを!』~大神再臨祭~ 千秋楽 東京国際フォーラム ホールA


こんにちは、SAK. です。

Sound Horizon 7.5th or 8.5th Story Concert『絵馬に願ひを!』~大神再臨祭~
全18公演、ご来場いただきありがとうございました。
また、
7.5th or 8.5th Story BD『絵馬に願ひを!』(Full Edition)
ついに発売、おめでとうございます。


Blu-rayがリリースになったので、これできちんとストーリーコンサート18公演の御礼をしたためたいと思った次第なのですが、
正直なところまだ自分の中で全然総括ができていなくて、夢の余韻を味わっているような日々を送っています。


リハーサルから終ひの公宴までの何ヶ月間か、
とにかく毎日狂ったように楽しかった。
そりゃあれだけのことをやってるから大変も大変だけど、悲喜こもごもどころか、嬉々こもごもな時間でした。


初日の幕が開いてからは、自分の出番以外もリハーサル中は客席から、本番中は舞台袖から、ほぼすべて観ていました。
回を重ねるごとに余裕こそ出れど、全く飽きる瞬間がなくて、18公演やってるのにそれってすごいことなのでは?
そんなことは、もう一生のうちで後にも先にも無いと思いました。
それもこれも、解釈の選択という分岐を委ねるシステムの成せる技なのですが、それを成立させるのがどれだけ大人数の緻密な技術と大掛かりな連携によって実現していることか。これは当たり前ではないです。


それから、私は一昨年の Prologue Edition/Around15周年記念祭からの続投(前回は伊坂那美、今回は伊咲那美)で、A15周年記念祭は東京国際フォーラムで初日を迎えました。
今回 Full Editionのストコンに当たる大神再臨祭の最後の3公演がまたここで、始まりと終わりが同じなことも自分にとっては感慨ひとしおでした。
一昨年の初日はとにかく背水の陣で舞台に出ていったけれど、先日の終ひの公宴では開演前、客席の絨毯に寝そべりながら(ごめんなさい!)国際フォーラムの天井の規則正しく並んだライトを見上げて、あぁここまで24公演あったけどこれはとてつもないことなんだ、と圧倒されました。


Revoさんに伊咲那美としての人生を与えていただいたことに、感謝しかありません。

(今回、伊 “咲” 那美 という名前を与えていただき、深い愛着を覚えています。ありがとうございます。)

RevoさんとのPrologue Editionからのやりとりはかけがえのないものですが、詳しくは内緒です。ははは。


Prologueから2年ともに過ごした佐久夜姫子、宮比、犬彦、あとあのメガネでスーツの人・・・。(Around15周年記念祭の第3部は本当に頑張った。)
それから今回のFull Editionで、沢山仲間が増えました。本当に嬉しかった!舞台上で接点が無い人物けっこういるので、まだもっと絡んでいけるぞ、と思っている(那美という人物としては、それはどうなんだ?)。
書き出すとキリが無いですが、今回もうひとりの那美、伊坂那美がハイジこと灰野優子ちゃんだったことは本当にありがとう、ハイジで本当に良かったです。いっぱい呪ってごめんね!
(那美としてでなく、ハイジとSAK.としても似たような人生を送ってきたことに驚く瞬間が多々ありました。)


振付の紀元由有先生、ダンサーチームの皆さま、ミュージシャンチームの皆さまと出会えたこと、私の人生にとって宝物です。
3年前から、こんな日が訪れるなんて想像もしていませんでした。(旅先でも沢山の思い出が、出来ました。)


一番お世話になった、スタッフの皆さま…制作、舞台監督、音響、照明、大道具、テック、衣装、メイク、撮影、映像、トランポ、解釈集計、ブッキングの笹本さん、まだまだもっといらっしゃいます。まさに各分野のプロフェッショナルな方々。お一人お一人に、言葉で表せないほどの感謝があります。


どの方も、またいつかお会いできることを願っています。


公宴関係者の皆さまに御礼を書き連ねてまいりましたが、
最後に、ローランの貴方様。
18年超に及ぶSound Horizonの歴史の中で私を受け入れていただいて、また公宴中は沢山の温かいお言葉、本当にありがとうございました。


「暗闇を照らすヒカリ」ではプレミアムシートの皆さまとバチバチにやり合ったこと(?)忘れられません。とても楽しかったです。あれ?変な感想。


自分が今まで歌をやってきたことがSound Horizonのお役に立てたなら、歌手みょうりに尽きます。


那美という人物を愛でていただき、ありがとうございます。続きはBlu-rayにて、たくさん愛でてあげてくださいませ。


市川・大宮・大阪・横須賀・相模・東京と、かけがえのない時間でした。
自分の記憶が鮮やかなうちにまだもう少しこの余韻を味わって、胸が温かくなって、まだ見ぬ日々も元気に生きていこうと思います。
この公宴が貴方の人生の中で生きる糧に少しでもなれたなら、これ以上のことはありません。

長くなりましたが、本当にありがとうございました!


P.S. 子役ちゃんたちの成長は今後も見守っていきたひ。