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Plastic Love プラスティック・ラブ


Plastic Love プラスティック・ラブ - SAK. (Original song by Mariya Takeuchi) ::東京の夜景::night views in Tokyo::

 

こんにちは、SAK.です。

9月2日に、新しく動画を公開しました。竹内まりやさん「プラスティック・ラブ」のカバーです。

ビデオには、東京の夜景をつめこみました。

完全に趣味というか、好きが高じて作ってしまった個人的なものです。(いつかはお仕事でご一緒させていただけるように、音楽に励んでいきたく思っています)

https://www.youtube.com/watch?v=P1wpSlp2C4g

 

昨今のシティポップブームで海外の方が竹内まりやさんの「プラスティック・ラブ」をカバーされてる動画を探すのが好きすぎて、好きが高じてとうとう自分で作ってしまった——といういきさつです。

もし見て気に入っていただけたら、是非お友達にも広めてくださったら嬉しいです。敬意をこめて、カバーさせていただきました。

 

「プラスティック・ラブ」の曲そのものは以前からずっと好きで、ずっと昔にライブでカバーさせていただいたこともあります。竹内まりやさんのオリジナルもさることながら、山下達郎さんのライブ盤も最高ですよね・・お二方の音楽に対峙すると、自分の音楽に向き合う姿勢がいかに浅くちっぽけかということを思い知らされます。


近年 YouTube の普及によって、世界的に日本の80年代ニューミュージックが "City Pop" と呼ばれて流行しています。海外の方が山下達郎さんや杏里さん等の音楽を愛好していたり、独自の解釈でリミックスやカバー(日本語や、独自の英語詞などで)されているのを見るのはとても興味深いです。

また "Future Funk" という派生ジャンルがあるのですが、原曲をよりダンサブルにアレンジした音楽に懐かしのアニメ映像が付けられ(中にはアニメの台詞がサンプリングされて——権利的にはとても濃いグレーですが)ノスタルジーと奇妙さと高揚感がごちゃまぜになって楽しいです。
海外から見た日本のイメージ、みたいなのってよくあるけど(良いことも悪いことも)実際どういうものが魅力的に映っているのか?ということを再認識します。

 

シティポップブームの中でもとりわけ、竹内まりやさんの「プラスティック・ラブ」が世界中の人の心を鷲掴みにしているようです。そんな中で私は「プラスティック・ラブ」を色んな国の人がカバーしている動画を探すのが日課というか趣味になってまして(笑)

投稿の音楽自体もさることながら、当時のレコードジャケットを模したイラストを付けたり、日本風のロケーションで撮影されてたりと、凝っていて素晴らしいものが沢山あります。お気に入りが書ききれないほどあって、紹介したい気持ちは山々なのですが・・

 

ツリーにしてほんの一部分だけTwitterでレコメンドしました


ある日、いつものように動画を探していたら、アジアのどこか日本風の場所でロケされた新しい投稿が上がっていました。

それを見てたらふと

「ん?東京の風景、身近にあるではないか?」

と気づいてしまった。

 

それと、話は逸れるけどその少し前に、Netflixで『全裸監督』を観ました。(バブル期に一世を風靡したAV監督 村西とおる氏の話。山田孝之さん主演。テーマは過激だけど、とにかく物作りの熱狂に溢れていて、なにより予算やコンプライアンスにがんじがらめな昨今の風潮に真正面から殴り掛かってて爽快です)

映像全体に行きわたる、80年代独特のカラフルさとVHSの質感に惹かれました。(ちょっとした現代的な解釈もなおのこと)

 

そんなのが頭の中でつながり・・・ピピピッ!と

「よし、自分でプラスティック・ラブのビデオを作ろう!」

と、閃いた。思い立ったがすぐ、わき目もふらず一気に走り出してしまいました。

 

そういうわけで出来たのが、あらためてコレです

 


Plastic Love プラスティック・ラブ - SAK. (Original song by Mariya Takeuchi) ::東京の夜景::night views in Tokyo::

 

いかがでしょうか、「プラスティック・ラブ」の楽曲自体が好きで、「プラスティック・ラブ」に端を発した世界的なムーブメントが好きで、80年代の空気がにわかに血管に流れてる最後の末裔として(?)敬意をこめて作らせていただきました。

観光VTRのようにもなっているので(笑)渋谷、新宿、お台場・・といった東京の夜の風景もぜひ楽しんでいただきたいです。怪しまれながら一生懸命 iPhone のビデオを回したので!

気に入っていただけることを願っています。

 

 

SAK.

 

http://39diva.com/

年に一度の更新です|2018

f:id:sak39diva:20181231161548j:image

 

こんにちは、SAK.です。6月は沖縄に行って、生まれてはじめてシュノーケリングをしました。

 

2018年のことをあとで振り返って分かるように、年に一回の記録です。

 

<1月>

JGMF (Japan Game Music Festival) II:Re というコンサート(会場:ディファ有明)に、ノイジークロークさんの大編成バンド「騒然のカワズ」に2曲ゲストでお邪魔するかたちで、出演させていただきました。ゲーム『消滅都市2』から「Keep Moving On」などを歌いました。

突然ですが。前年2017年、わたしは、「無理に人付き合いする必要はない!無理に人に会おうと出歩く必要はない!そのぶんのエネルギーと時間を自分の能力を上げることに使いたいし、正直者でいよう!よく考えたら今の自分は嫌われること何もコワくないぞ!」という状態でいました(笑)

JGMFというイベントはゲーム音楽業界のオールスター感謝祭のような、これでもかと豪華な出演陣だったのですが、前年そのように過ごしてただけに大勢の関係者に会うというのはとても久しぶりで、そしてとても楽しかったです。人に会うのも悪くないと思いました。

1月はほかに、作詞してレコーディングしてレコーディングしてレコーディングしてました。どれも別プロジェクト。あと、映画『グレイテスト・ショーマン』の作詞研究とかしてて、これは大変良い勉強になりました。

 

<2月>

誕生日でした。誕生日は焼き肉食べた。

幕張メッセで行われたイベント「闘会議2018」のゲーム音楽ステージに、こちらもJGMFと同じくノイジークロークさんのバンド「騒然のカワズ」で2曲ご一緒させていただきました。ノイジークロークさんには家族のようにお世話になって、そしてこのような経験をさせていただいて、心から感謝しています。幕張メッセに大勢集まった人波の光景がとても目に焼き付いています。本番前日の前打ち上げでは別の時間帯で出演してたゲーム音楽ミュージシャンズの仲間たちと沢山打ち解けられたのも良い思い出です。

2月中旬は、コーラスで1曲だけ参加させていただいたリメイク作品『聖剣伝説2 シークレット オブ マナ』が発売になりました。原曲は菊田裕樹さんで、私が参加させていただいたのは古代祐三さんのアレンジ楽曲です(「浄夜」)。あまりに光栄です。

2月はそれから1月につづいて全く別プロジェクトのレコーディングが複数あったのと、私にとってとても重要な作詞もこのころにしていました。

 

<3月>

とても大切なレコーディングがありました。その帰り道に大叔父が亡くなった連絡があって、翌日がお葬式でした。大往生だったし、式は献花のスタイルで、とてもいいなあと思いました。

大事なレコーディングのちょっと前に、また別のレコーディングがあって、急に舞い込んだ願ってもない機会。ずっとやりたいと思っていました。

月末にはコーラスで参加させていただいたアルバム『真・三國無双8 キャラクターソング集 Ⅰ・Ⅱ』が発売になりました。10代のころからの先輩、作曲家の竹本隼也さんに大変お世話になりました。ゲーム音楽のイロハは、竹本さんに教わったといっても過言ではありません。大きくなっていっしょにお仕事させていただけてとても幸せです。

そして何より3月28日から、「『刀剣乱舞』宴奏会」のオーケストラコンサートツアーが始まりました。これは4月のほうに・・

 

<4月>

刀剣乱舞』宴奏会づくしの4月でした。実はオファーはメンバーの中でも一番最後にいただいたので、初日前日に大阪で行われたリハーサルは何とか喰らいついていったという感じ。オーケストラと和楽器が主体という、とてもアウェーな編成。突然やってきた10曲以上の譜面。誰一人知り合いのいないミュージシャン陣。とにかく不安だった。

3月末の大阪から、4月は仙台、京都、に行きました(各都市2日間公演)。コンサートは内容も、現地のオーケストラの方々も素晴らしく、一回一回が強烈な体験でした。

また、同時期この4月は、翌月の『消滅都市』シリーズ4周年に向けて公開される楽曲2曲(「One Last Love」「Aim ~phase 3」)の作詞もしていました。とても重要な2曲。と同時に、4周年のライブは今までで一番たくさんの曲数を歌うことが決まっていたので、体を鍛えたりもしていました。プロテイン飲み始めた(笑)

私の今までのキャリアにとって、責任の重いものが2つ同時にやってくるというのは、初めてのことでした。先輩方に比べたら、全然とんでもない、ことだとは思うのですが・・・。このとき自分の中で大きめの決断を下したりもしました。

4月はそれから、コーラスとコーラスアレンジで参加させていただいた『アイドルマスター シンデレラガールズ』シリーズのCDシングル『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 049 関裕美「楽園」』が発売になりました。作詞作曲はバンダイナムコスタジオの渡辺量さん、コーラスの相方はKayoちゃんです。本当にありがとうございました!

そしてこれも、自分のキャリアにとって初めての、フジテレビ系月9ドラマ、長澤まさみさん主演の『コンフィデンスマンJP』でテーマソングのインスト楽曲「We Are Confidence Man」に参加させていただきました。スキャットコーラスです。音楽担当はfox capture planさん。このような形でfcpさんにお会いできるとは夢にも思いませんでしたし、ドラマに関わる機会はかねてから願っていました。素晴らしい形で叶い本当に嬉しい。『コンフィデンスマンJP』本当面白くて毎週観てました。

 

<5月>

まず4月の京都から続くかたちで『刀剣乱舞』宴奏会の福岡公演が2日間、帰ってきてそのまま、ゲーム音楽のオーケストラコンサート『TOKYO GAMETAKT 2018』(東京ゲームタクト)がありました。『消滅都市2』からエミ・エヴァンスさんとのデュエットで「Love Is the Way」「Love Sets Me Free」を歌いました。元はドラムンベースやピアノロック的なサウンドの2曲が管弦楽に生まれ変わり、とても感動しました。このイベントはノイジークロークさんが主催の、こちらもオールスター感謝祭のようであり、またゲーム音楽を愛好する人たちが一緒に作り上げる稀有な催しで、2014年の『沖縄ゲームタクト』でいたく感動したために私自身ゲーム音楽業界に完全に振り切ろうと思ったきっかけでもあります。

刀剣乱舞』宴奏会の東京公演2日間で千秋楽、そして秋のアンコール公演開催が発表になりました。はじめ不安いっぱいの中加わったツアーも、全公演ミュージシャン「チーム和楽器」で旅を回るうちに、次第に家族のようになっていきました。秋の再会に希望を抱いてしばしの別れ。

中旬は、「ナンジャタウン」のショー楽曲「ナンジャラー!ナンジャラー!~キミとなかよくするための魔法~」をレコーディングさせていただき、毎週末流れ始めました。きっかけをくださったのは以前よりお世話になっているバンダイナムコスタジオの大久保博さんです。本当にありがとうございました!

そして5月26日に『消滅都市』4周年記念日、翌27日に品川インターシティホールにて「PROJECT消滅都市 発足発表会」が行われました。この日、アニメ化や新ゲームの制作お披露目があったりして、『消滅都市』の世界がとてつもなく広がっていく様子に圧倒されました。イベントのラスト1時間で私たち音楽チームのライブをさせていただき(その前に杉田智和さん、中村悠一さんほか豪華な声優の方々のドラマ、SPR5さんのデビュー曲披露がありました)、熱狂的な会場の観測者たち(ファンの方たちのこと)、生放送を観てる何万人の方たちと消滅都市への愛情を共有させていただきました。ヨシアキは尊い。(迷言爆誕してしまった)はじめて客席を駆け回って、観測者のみなさんたちとハイタッチさせてもらえたのは大切な思い出です。わたしも観測者だからさ。消滅都市のために出来ることは何でもしようと、改めて心に刻みました。WFSの消滅都市チームの皆さま、ノイジークローク加藤浩義さんをはじめとした音楽チームの皆さまに、最大限の愛と感謝をお伝えしたいと、常に思っています。

 

<6月>

2016年に参加させていただいたアーケードゲーム湾岸ミッドナイト マキシマムチューン5DX PLUS』のサウンドトラック(5・5DX・5DX PLUS)が発売になりました。作曲は全曲、古代祐三さんで、わたしは2曲ヴォーカルと作詞で参加させていただきました(その他のヴォーカル楽曲については、作詞が日比野則彦さん(『メタルギアソリッド』シリーズ等で知られる作曲家の方)、歌唱は外国人シンガーの方々です)。私にとって2年前、古代祐三さんに直接お声を掛けていただき、「湾岸ミッドナイト」という原作漫画・アーケードゲームともにロングセラーの作品で、大きく成長させていただける機会をいただきました。それが今回2年越しに音楽作品としてリリースされ、自分の歌も多くの方に聴いていただけて、本当に有り難いことでした。楽曲「Drive Me Crazy」がSpotifyのレコメンドに入れていただけるという思いがけない幸運もありました。

プライベートでは一息ついて、「ジャンプ展」(第二期の'90s)観に行ったり、それから3泊4日で沖縄ひとり旅をしました。

沖縄は最高だった!2日目は渡嘉敷島、3日目は座間味島に行きました。生まれてはじめてのシュノーケリングは、今まで自分たち人間が見ていた地球の下に、もうひとつ知らなかった地球がある、と思いました。

4日目帰京の日、那覇から20分のナガンヌ島で、iPhoneを水没しました。最悪です。

夜中に帰京して、翌日朝イチでApple Storeにて新品を買い、そのままその足で『モンスターストライク』の新曲レコーディングに参加させていただきました。7月につづく

 

 <7月>

6月末日・7月1日に幕張メッセで開催された「XFLAG PARK2018」にて、コーラスで参加させていただいた『モンスターストライク』「轟絶」クエストの楽曲が初お披露目になりました。作曲は桑原理一郎さん、コーラスはご一緒に霜月はるかさん、バイオリンは伊藤友馬さん。レコーディングでお三方とご一緒させていただき、すぐに公開になりました。ありがとうございました!

7月6日は「ナンジャタウン」開園22周年記念日で、「ナンジャタウン感謝祭」にてショーのテーマ曲をライブ披露させていただきました。ナンジャタウンのキャラクター、ナジャヴとモジャヴに、フェスタリアン垂涎のおもてなしをしていただき、最高の思い出になりました。5月から個人的にも何度かナンジャタウンに足を運んで、とっても楽しみました。

7月12日は、最新作『湾岸ミッドナイト マキシマムチューン 6』が稼働になりました。古代祐三さんに前作に引き続きお声を掛けていただき、2曲でヴォーカルと作詞、1曲コーラスで、参加させていただきました。『6』の音楽が大変な好評で、微力ながら混ぜていただいたことに、改めて感謝の気持ちで一杯です。

一方で、世界水準で歌を披露していくには、このままではいけないという壁にぶち当たる思いも抱きました。なのでこの時から、集中して英語学習に取り組み始めました。

7月はこの他、作詞をしたり、レコーディングをしたり、作詞をしたり、レコーディングをしたりしてました。

 

<8月>

前半はスケジュールが緩やかだったので、集中して英語学習できた。今年の後半はずっと英語学習が意識の中心にありました。うまく体系立てて日々の習慣に取り込めた気がする。いろいろ書物を読んだけど、特に発音の法則について英語で書かれた本と、日本人同時通訳者が日々どのようなことを習慣にしているかについて書かれた本、それから一冊まるごと冠詞について書かれた本が、とても役に立ちました。あとは普段の英語読む・聞く量を増やしたり、シャドウイングを始めてみたりした。

夏のコミックマーケットで頒布になった「AD:HOUSE」シリーズ(Diverse Systemさん)のベスト盤とヴォーカルリミックス盤がお披露目になり、大久保博 (Hiroshi Okubo) さんとともに参加させていただいた過去曲(「Into The Light」「Clear Memories」「Chase the Stars」)と新曲(「Heart and Soul」)が収録になりました。

8月後半は怒涛の作詞がはじまりました。

このころ、枕を買い替えて、それが合わなくて、ずーっと頭痛してたのがつらかった。

 

 <9月>

怒涛の作詞と、怒涛のレコーディングな月間だった。

「AD:HOUSE」のリリースパーティ(秋葉原MOGRA)もありました。

ひとりで Ultra Japanに行きました。

 

<10月>

自分で決めたことにしっかりとケジメをつける一ヶ月だった。あ、変なことではないです。。

温かなレコーディングがあり、大事な作詞もありました。夏から取り組んでいたことに、ようやく一区切り。

10月15日に、うちの犬(ダックスフント・おす)が17歳の誕生日を迎えた。超高齢だけど、おかげさまで若々しい。2017年の暮れに一度危ない時があったので、今はもう何があっても、いてくれるだけで尊いです。

10月下旬は『湾岸ミッドナイト マキシマムチューン 6』のサウンドトラックがリリースになりました。

 

<11月>

 『刀剣乱舞』宴奏会のアンコール公演が始まりました。横須賀を皮切りに、京都、東京で計5公演。春に再会を誓った「チーム和楽器」のミュージシャン陣とまた共に音を奏でさせていただいて、本当に幸せだった。

夏から秋にかけて、ゲーム「刀剣乱舞 -ONLINE-」を一生懸命進めました。審神者の皆さん(さにわ。ファンの方たちのこと)の気持ちがもっと解りたくて。そしてすっかりのめりこみました。

これを書いてる12月31日の今はちょうどこの時間から紅白歌合戦が始まるというところで、ミュージカルのほうで出演されている刀剣男士たちがTVに映られます。年明けには「映画 刀剣乱舞」が放映されるので、絶対に観に行きたいと思っています。

私がゲーム音楽が好きなのは、音楽を知るだけじゃなくてもっと多くのことが知れるからというのが大きい。音楽のジャンルも、ひとつのことだけじゃなくて幅広く取り組めることが大きい。この一年、『刀剣乱舞』宴奏会を通じて、オーケストラと和楽器の世界を知り、日本刀の世界を知り、今まで自分が知らなかった多くのことに触れることが出来、新たな仲間と出会い、大きく成長させていただけました。フェイスミュージック関谷さん、音楽監督三宅一徳さん、チーム和楽器の先輩方、仲間に、心から感謝しております。

 

11月は『消滅都市』にとって5月とともに大事な月間で、生放送、リアルイベント「消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1」(六本木ニコファーレ)、そして『消滅都市0.』へのアップデートがありました。

なかでも「消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1」は今までの音楽ライブから更に進化して、声優の朝井彩加さん演じる「ソウマ」(『消滅都市0.』のメインキャラクター)とのドラマ×音楽の密な共演をさせていただきました。ニコファーレの360度LEDモニターに映し出されたキャラクターやVJ演出、LOST BOYSのDJプレイ、朝井さんが読み上げる黒い表紙の台本、観客=観測者の歌声。恐ろしいことに、黒い台本にはソウマのバッドエンドストーリーが書かれていて、観測者が「Stay With Me」を歌わなければ、不肖SAK.がその台本を朝井さんから取り上げなければ、20時にゲーム『消滅都市2』は『消滅都市0.』にアップデートされないという結末が待っていました。これほど本気なんです、だから好きです。

無事『消滅都市0.』へとアップデートされ、一生懸命書いた歌詞やヴォーカルも公開されました。よかったです。これから続いていくストーリーも一観測者として心から楽しみにしています。

 

11月はそれから、別のレコーディングがあり、叔母が亡くなり、別のレコーディングがありました。

 

<12月>

20年以上続くRPG作品シリーズ『ワイルドアームズ』のヴォーカルコンサート「Score Re;fire #1 ~WILD ARMS Vocal Songs Concert~」(横浜・関内ホール)がありました。コーラスで参加させていただきました。メインヴォーカルを務める麻生かほ里さん、織田かおりさんと共演させていただくことは、大きな勉強と気づきがありました。「渡り鳥バンド」のミュージシャン先輩方との共演、仲間たちとの出会いは、大切なものになりました。この機会をくださった、主催の2083斉藤さん、作曲のなるけみちこさん、推薦してくださった編曲の岩垂徳行さん(『逆転裁判』等の作曲家の方です)をはじめ多くの方に感謝しております。『ワイルドアームズ』は、渡り鳥(ファンの方たちのこと)たちに20年以上愛され続け、ひとつの作品とともに長年歩み続けることについて思いを馳せました。貴重な経験をさせていただきました。

それから1曲作詞をして、無事2018年は早めに仕事納めました。

 クリスマスには、1曲だけ弾き語りの動画をツイッターフェイスブック・インスタグラムに載せました:

 

 

 

2018年の最大の反省は、2kg太ったことなので、2019年は体を絞ることから始めます。。。

では、よいお年をお迎えください!

 

 

SAK.

http://39diva.com/

 

2017年の過ごし方まとめ

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こんにちは、SAK.です。

トップの写真は10月に大江戸温泉物語(お台場)に行ったときのやつになりました(笑)浴衣はあれ、ふつうに館内着ね。。まあまあうまく着てるでしょ。。

 

1月から12月までまとめておきます。うーん上手く書けるかな。

 

1月

レコーディングや作詞がどどどっと押し寄せました。(2018年もそうなりそうで戦々恐々としてる、今)

前の暮れに「消滅都市 FUTURE CONCERT」を終えた(やり遂げた)ばかりで、余韻もありました。

新たなスタートと思い、いろんな人に会おう、とアクティブに過ごしてたけど、そんなに良いもんではないと結果思いました。w

 

2月

5日が誕生日でした。妹は一日前の4日が誕生日で、かつ今年は11日に妹の結婚式(披露宴)もありました。(12月にグアムで挙式だけしてた)

結婚式では、はじめて父のピアノで歌うという大役もこなし(父はピアニスト)死ぬかと思いました。

少しだけ孝行。

2月は作詞も頑張ってました。あと東京ゲーム音楽ショーにSATO解散ライブで出演させていただきました。1曲参加させていただいた『EDM IS OVER』も先行発売になりました。佐野電磁さんにはSATOの活動のなかで、本当に色々なことを教えていただきました。

 

3月

レコーディングがんばりました。思うとこありボイストレーニングの見直しもした(というか戻した。前年暮れにパワー優位に切り替えてたけど、長く歌い続けるにはバランスが一番)

あと、ラ・ラ・ランドを観たり宝塚歌劇を観たりしてた。

 

4月

作詞とレコーディングがんばりました。英詞研究も熱心にやってた。

あと急に思い立って黒髪に染めたんだけど(どうやったって明るく色が抜ける一方だったから)似合わないし難しいと分かった(笑)

 

5月

「東京ゲームタクト2017」(オーケストラコンサート)と、「消滅都市 3rd Anniversary Fes.」に出演させていただき、イベント出演としては私の中でとても熱心な月でした。

オーケストラと共演させていただくことは私にとって非常に勉強になることばかりで、「エースコンバット04 シャッタードスカイ」の楽曲を歌う機会をくださった作曲者の大久保博さんにはとても感謝いたしております。

また「東京ゲームタクト」では様々な作曲家の方とご一緒させていただき、楽曲やゲーム作品の多様性に触れ、すごく勉強になる機会でした。

スマートフォンゲーム「消滅都市」の3周年イベント@ラフォーレミュージアム原宿では抽選で選ばれた方々の前でステージに立たせていただき(生放送もものすごく沢山の方が観てくださり)感謝の気持ちでいっぱいでした。またゲームが3周年の記念日に、新曲の「Keep Moving On」がとてつもない演出で公開になり、いちファンとしてびっくりこきました。常に驚きを見せてくださる Wright Flyer Studios の皆さんを心から尊敬していますし、この凄い作品に携わらせていただけているのは作曲のノイジークローク加藤浩義さんのお蔭で、いつも心から感謝しています。あえて言い切ってしまいますが「消滅都市」は私にとって大切な気持ちのある作品なので、これからもほんの一部分、微力ではありますが、責任を持ってお力添えしたい一心です。

 

6月

リスタートという気持ちで、クラブミュージックの今までと違うフィールドを聴いてみたり、英詞研究をしたり、ステージに立つ上での色々を見直したり、田中 治久(hally) さんの著書『チップチューンのすべて All About Chiptune: ゲーム機から生まれた新しい音楽』を読破してみたり、ゲーム音楽史に思いを馳せたりしていました。

リリースもありました!VRリズムゲーム『Airtone』が発売になりました。これ、ものすごく楽しいから!帰ってこられなくなるくらい。ノイジークローク白澤亮さんの楽曲です!

 

7月

おにたま放送局さんの「OBSLive」に出演させていただき(はじめて一人でお呼びいただきました!今までは先輩の背中にくっついてたから、ドキドキした)自分の今までのことをはじめて喋りました。

リリースは、コナミさんのリズムゲームREFLEC BEAT 悠久のリフレシア』で、古代祐三さんの楽曲に参加させていただきました。昨年暮れリリースの『湾岸ミッドナイト マキシマムチューン 5DX PLUS』以来ふたたびご一緒させていただいて(コンサートは東京ゲームタクトでも)とても光栄でした。(古代さんは『チップチューンのすべて』でも18歳の頃からのご活躍が書かれてて、私も古代さんのように何十年も走り続けられる選手になりたいと心の底から思いました)

あとは7月は、またボイストレーニングを見直したり(今度こそ原点に立ち返った)、体づくりをしたり、英詞研究をしたり、あと熱心に車の勉強をしました。といっても教習に通ったりしてたわけではなく、免許もないのに『きちんと知りたい 自動車メカニズムの基礎知識』という本を読破してみたりしました。「さくちゃんはどこに向かうの?!」と仲良しのおねえさんにあきれられるくらい(笑)

あとはミュージシャン先輩方や同世代の仲間が出演していた日本版ミュージカル『RENT』を観に行って、歌唱パフォーマンス・ステージング・日本語訳詞 etc.. あらゆる面でとても豊富に勉強になりました。『RENT』元々大好きで、映画版のサントラをそらで歌えるくらい聴きこんでいたし、やっぱり泣きました。

 

8月

今年は私にとって特別な月間で、ひとりで「夏合宿」と称して毎日の課題に打ち込んでいました。英語力のアップ、体のトレーニング、食事制限、車の勉強、聖書を読み込むこと(普段サボりがち←)etc... この頃からいっそう人付き合いが億劫になった気がします(笑)でもいいこともあって、他人を気にせずスッと思うことが言葉に出来るようにもなっていきました。

あとボーカリストのための解剖学お勉強会 (for beginner) があったり、撮影があったりしました。

月の最後に急遽チャンスが舞い込んできて、すばらしいレコーディングに参加させていただく機会も得ました。

 

9月

それまで引きこもりがちな日々を過ごしていましたが、お世話になっているお二人の結婚式があって、500人くらいミュージシャンが集まる場で(!)久ーし振りにたくさん人に会い、ミュージシャンの仲間ってほんとに良いなぁ・・・と再確認しました。

あとは映画鑑賞と英語の読書に打ちこみました。忘れちゃったんで書いてないけど、1~8月も読書(ふつうに日本語)には打ちこんでました。去年のほうが多かったけど(1月だけで60冊読んでた)今年は手広く読んでた感。電子書籍のおかげで読書習慣がついてきました。

9月はあとイベント当日に信じられないくらいお腹がいたくなって危機一髪だったのと、インスタはじめました(笑)

 

10月

ドラマ「トットちゃん!」にハマり始めた。。わが家の愛犬が16歳になった。

毎年恒例の「渋谷音楽祭」スターバックスコーヒーインストアライブに今年で8回目出させていただき(猛烈な台風の日で、ピアノの梅野絵里さんには演奏と機材のご準備で大変なお世話になりました)昨年にひきつづき映画音楽に取り組みました。

この映画音楽に取り組むということが非常に私の栄養になっていて、映画作品を観ることは創造に影響を与えるし(作詞の源にもなっています)、映画音楽の多様性やメロディの美しさ、歌詞の描写力、それらを私のフィルターを通してどう表現するのか。映画音楽に取り組む時間はとても豊かでした。来年は、映画音楽に関わる何かもできたらいいな、という思いが強くあります。(あえて言ってみる)

それで思い出したけど、映画館で観た『すばらしき映画音楽たち』は秀逸で豪華で貴重で、DVDはぜひ手元に置いておきたいです。

 

11月

CD『消滅都市 ORIGINAL SOUNDTRACK 2』のリリースがあり、また『消滅都市2』リニューアル一周年の生放送に出演させていただきました。サントラのブックレットには初めて歌詞を全て載せていただいたのと、メッセージもしたためさせていただいたので、読んでくださったら嬉しいです。普段SAK.の「ゲームの歌は聴かない」というファンの方にも是非(そのような方にこそ)。

「消滅都市」では上記のあと新曲が公開になったり(エミ・エヴァンスさんとダブルボーカルが再び叶い、とても嬉しいです)、またそれ以外では重要な役目のレコーディングがあったりしました。

11月1日から、クリスマスシリーズの動画をアップしはじめました。

そうそう、堀井ローレン feat. SAK. 名義で「OMG」という曲がデジタル配信リリースになりました。クリスチャンミュージックをここまでのポップな切り口でのやり方、これ以上あるか?!っていう、ローレンの才能が光る作品です。YouTubeのMVにそれがふんだんに現れてるので是非。

 

12月

クリスマスシリーズの動画を、11月1日から12月25日までで計20曲、各SNS (Twitter, Facebook, Instagram) に公開しました。どこまでできるかな?マイペースにやってみよう、と思い始めたものの、元々あった12月の予定が軒並み1月にズレこんだので(なので今とてもコワイ)、心おきなくクリスマスの意味を再確認しながら私のクリエイティビティを全力でクリスマスに注ぎ込むことにしました。

・・・全20曲のうち、クリスマスキャロルの12曲が、YouTubeで一作品になりましたので(つながってるだけだけど)

ここに私の最新の記録ということで貼っておきます(!)

www.youtube.com

以上になります、お付き合いありがとうございます。

今年はとにかく引きこもってたな~!とあらためて思いましたけど(笑)引きこもって栄養たくさん蓄えたので、2018年以降いっぱい出していきたいなと思ってます。

 

こんな不器用ですけどこれからもよろしくお願いします~!

ありがとう

 

 

SAK.の公式サイトも貼っておきます。久々でしょ?

 

 

 

歯列矯正のこと

こんにちは、SAK.です。

一昨日の東京ゲームタクト2017のこととか、書きたいこと山々なんだけど、ブログのほうに書きたいこちらの話を・・・

 

2015年3月からずっと続けてた歯列矯正の歯医者さん通いが、きょうでひとまず卒業しました(まだあと3ヶ月は終日マウスピース生活が続くんだけどね)

最初の半年は誰にも言わずやってたけど・・みるみる変わってきたので、カミングアウトしたら共感してくれる人が多くて嬉しくって。トータル2年ちょい、頑張れた〜。

 

なんで矯正しようと思ったか。

遡ること2015年の1月、中国・北京で「Game Sound Maniax」というコンサートがありまして、坂本英城さん、光田康典さん、山根ミチルさんはじめ、素晴らしい作曲家の方々と、はじめて海外の立派な舞台に立たせていただきました。自分のキャリアにとって一歩前進する出来事だった。

その映像を見返したときに、

「ああ、ここから更に上にのぼるには、・・・・歯を矯正しよう!

と、突然なにかに示されたように、そんな思いが出てきたのでした。

 

それからというもの、歯と向き合いながら、歌と向き合いながら。

歯が変わると、顔も変わるし、歌も変わりました。これは実際やらないと分からなかった。

そして、おかげさまで、この頃からゲームミュージックのフィールドで表舞台に立たせていただく機会がすごく増えました。

 

歯を矯正して本当に良かった。

 

大人の矯正は、すごく良いと思う。子供より意志が強いし、なにより、子供の2年と比べたら大人の2年なんて飛ぶようにあっという間

なので会う人会う人にオススメしたいです〜。

 

先生にはお世話になりすぎましたので勝手に宣伝する(笑)

赤坂見附プラザ歯科の前田先生、小林さん、2年間ほんとう〜にありがとうございました。

うっかりこのブログが目につくことを祈りつつ。。。

 

きょうのブログは個人的な出来事についてでした。

 

 

SAK.